ボランティアする volunteer
NPO(Non-Profit Organization)とは
“民間非営利組織”と呼ばれ、3つの特徴あります。収益をあげること企業の目的なら、
NPOは課題を解決することを目的としています。
1.民間団体...政府等の行政組織ではありません。
2.非営利活動...NPOの非営利とは、収益活動を行っても構いません、その収益を、本来の
NPO活動に充てなければならないということです。利益の分配を行うことはできません。
3.組織的な活動...個人のボランティア活動でなく、責任ある体制で臨み、継続的に活動を 行います。
NPOの特性って?
NPOには次のような特性あります。
●先駆性...・前例や公平性、利益なにとらわれることなく、先進的・先駆的な試みに取り組
むことできます。
●迅速性...できることから直ちに取り組むことできます。
●多元性...地域に密着した個性的な活動できます。
●批判性...社会の問題を発見・指摘し、改善策を提案することできます。
●人間性...人と人との結びつきを重視した活動できます。
NPO法人のメリット
NPO法(特定非営利活動促進法)の下、一定条件において法人格を与えられた団体NPO法
人です。NPO法人になると、団体としてさまざまな契約を結んだり、財産を保有したりする
ことできます。また権利や義務、責任明確化されますので、組織としても安定化はか
れます。一方、法人であるため、会計の適正化、情報公開な、法的ルールにそった運営と責
任義務づけられます。
NPO法人になるための手続きは?
会社を設立する時のように資本金は必要ありません。また、手続の費用も要しません。具体
的には、
1.NPO法に定める特定非営利活動を行うことを主たる目的とすること
2.営利を目的としないこと
3.宗教活動や政治活動を主たる目的としたり、選挙活動を目的としないこと
4.社員の資格の得喪について、不当な条件をつけないこと
5.10人以上の社員を有すること
6.暴力団でないこと、暴力団又は暴力団の構成員等の統制の下にある団体でないこと
な、NPO法で定める要件を全て満たしていること必要です。
ボランティアとは
ボランティアの語源は、ラテン語の「ボランタス(Voluntas):自由意思」からといわれ、フラ
ンス語では「ボランティ(Volunte):喜びの精神」、英語では、「ボランティア(Volunteer):自
発的に申し出る」という意味あると言われています。人や社会のために、こでも、誰で
も、できることを自分の意志で責任をもって行う活動です。
ボランティアの四原則
1.自発性...自分自身の考えによって行う活動です。強制や義務ではありません。ちょっと
したことでも「やってみよう」という気持ち大切です。
2.無償性...個人的な利益や報酬を目的とした活動ではありません。(ただし、交通費や食 費、材料費なの実費弁償については無償の範囲と考えられています)
3.社会性...住みやすいよりよい社会につなる活動です。社会的な責任を自覚して取り組 むこと大切です。
4.創造性...目の前の課題に対して、うすればよいのか。これまでのやり方や考え方にと
らわれることなく、自分なりのやり方を考えること大切です。
NPOとボランティアとの違い
NPOは活動を行う「組織」を指す言葉であり、ボランティアは、活動を行う「人」や「活動」そ
のものを指す言葉です。つまり、NPOは、明確な使命(ミッション)を持ち、そのために、組織
とルールを持ち、継続的に活動を行うもので、その活動を支えるのボランティアの人たち
です。
公益活動とは
社会一般の利益になる活動で、市民営利を目的にしないで自主的・自発的に行う活動て
す。「市民公益活動推進条例」は、みんなで一緒に住みよい福岡市を築いていこうという思い
を込めて制定されました。